マイナンバーカードを口座紐付けしないとどうなる?メリット・デメリットを解説

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マイナンバーカード

マイナンバーカードの口座紐付けは、個人の判断に委ねられています。(2023年10月5日現在)

この記事では、マイナンバーカードを口座紐付けしない場合のメリット・デメリット、情報漏洩のリスク、拒否方法などについて解説します。

 

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マイナンバーカード 口座紐付けしないとどうなる?

  • マイナンバーカードと口座紐付けは義務?
  • マイナンバーカードと口座紐付けが必要な理由
  • マイナンバーカード 紐付け メリット
  • マイナンバーカード 紐付け デメリット
  • 個人情報漏洩のリスク
  • 個人情報漏洩を防ぐための対策と注意点

 

マイナンバーカードの口座紐付けは義務?

マイナンバーカードと銀行口座を紐付ける義務はありません。

現時点では、個人の意向により自由に紐付けを行うかどうかを選ぶことができます。

政府は一時期、公的支援金の迅速な支給や税金の迅速な還付を目的に、マイナンバーカードと銀行口座を紐付けることを促進していましたが、その際も義務ではありませんでした。

マイナンバー法では、銀行に対しては銀行口座へのマイナンバーの紐付けが必要とされていますが、個人にはマイナンバーの届出義務は課されていません。

そのため、銀行はマイナンバーの届出を奨励していますが、届出をしなくても口座開設や手続きの変更は可能です。

 

マイナンバーカードの口座紐付けが必要な理由

マイナンバーカードと銀行口座を紐付けることで、給付金や年金などの公的な支給がスムーズに行えます。

これにより、国や自治体は市民への給付を効率的に管理でき、市民も手続きの手間を省けます。

また、災害時における支援策の迅速な実施もマイナンバーカードと銀行口座の紐付けによって実現されます。

災害時に即座に必要な給付金を受け取ることができ、被災者の生活再建をサポートします。

 

マイナンバーカード 紐付け メリット

マイナンバーカードと銀行口座を紐付けることで、給付金や年金などの公的支援が迅速かつ効率的に受け取れます。

緊急時には迅速な対応が可能で、被災者や給付を必要とする人々にとって非常に重要です。

紐付けをしておけば、確定申告時に税金の迅速な還付が可能です。

また、公的支援金の申請も容易になります。

 

マイナンバーカード 紐付け デメリット

銀行口座との紐付けにより、個人の財務情報が外部に漏洩するリスクがあります。

プライバシー保護の観点から懸念されることがあります。

マイナンバーカードは個人識別情報を含んでおり、万が一紛失したり情報が漏洩した場合、身元盗用などのリスクが生じます。

 

個人情報漏洩のリスク

・個人情報の一元管理:

マイナンバーカードには重要な個人情報が含まれており、銀行口座と紐付けることで、個人情報が一元管理されます。

この情報が漏洩すれば、不正利用の可能性が高まります。

・サイバーセキュリティの脆弱性:

デジタル化された情報はサイバーセキュリティ攻撃の標的となります。

銀行とマイナンバーカードのデータベースに対する攻撃が成功すると、個人情報が漏洩するリスクが生じます。

・不正アクセス:

紐付けられた情報が不正にアクセスされる可能性があります。

銀行口座へのアクセスを得ることで、詐欺行為や不正な取引が行われる可能性があります。

・セキュリティ対策の必要性:

個人情報保護には高度なセキュリティ対策が必要ですが、それでも完全な保護は難しい場合があります。

セキュリティ対策が不十分な場合、漏洩リスクが高まります。

・監視と通知:

銀行や政府機関は個人情報の不正利用を監視し、異常が検出された場合には被害を最小限に抑えるために速やかに通知する責任がありますが、それでも情報漏洩が防げない可能性があります。

 

 個人情報漏洩を防ぐための対策と注意点

・安全な場所で保管:

マイナンバーカードは大切な個人情報が詰まっています。

必要な時以外は安全な場所(セーフティボックスなど)に保管しましょう。

・不正アクセスからの保護:

パスワードやカード情報を他人に教えないようにし、オンラインでの取引や手続きの際には公共のWi-Fiを避け、セキュアなネットワークを使用してください。

・正規のサイト・アプリを使用:

マイナンバーカードを使用する際は、公式の政府サイトや信頼できるアプリを使用しましょう。

フィッシング詐欺には十分警戒し、偽のウェブサイトやメールには注意してください。

・定期的なパスワード変更:

紐付けられたアカウントのパスワードは定期的に変更し、同じパスワードを複数のサービスで使わないようにしましょう。

・セキュリティソフトの導入:

パソコンやスマートフォンにセキュリティソフトを導入して、マルウェアやウイルスからの保護を強化しましょう。

・不審なアクティビティの監視:

銀行や他のオンラインアカウントで不審なアクティビティを発見した場合は、直ちに報告して対処を行います。

・情報の最小限開示:

マイナンバーカードを使用する際、必要最低限の情報しか提供しないようにしましょう。

 

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マイナンバーカードを口座紐付けしない方法

  • マイナンバーカード 口座紐付け 拒否のやり方
  • マイナンバーカードと銀行口座の紐付けを解除する方法

 

既存の給付受給者等(年金受給者を想定)に対して書留郵便等により一定事項を通知した上で同意を得た場合又は一定期間内に回答がなく、同意したものとして取り扱われる場合、内閣総理大臣は当該口座を公金受取口座として登録可能に。
(※1)公金受取口座は給付のみに利用。
(※2)事前・事後の本人通知に加え、広報で制度の周知徹底を図る。

引用:https://www.digital.go.jp/laws

 

マイナンバーカード 口座紐付け 拒否のやり方

新しい口座を開設する際、マイナンバーカードとの紐付けを拒否できる銀行を選ぶか、銀行に口座開設の際に希望を伝えます。

 

マイナンバーカードと銀行口座の紐付けを解除する方法

マイナポータルサイトにアクセスし「口座情報を削除する」を選択することで、簡単に解除できます。

 

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マイナンバーカード 口座紐付け Q&A

マイナンバーカード 口座紐付けは怖い?

マイナンバーカードと銀行口座を紐付けること自体にはセキュリティ上の問題はありません。

しかし、個人情報の取り扱いには常に慎重さが求められます。

銀行や関連機関は厳格なセキュリティプロトコルに従っており、通常の取引と同様のセキュリティが確保されています。

 

マイナンバーで預金がバレることはないですか?

デジタル庁は、口座紐づけにより預金残高を把握することはないとしています。

ご登録いただいた口座は給付金等の支給のみに利用(公金受取口座として登録されることにより、当該口座が税の徴収等に使われることはない。また、デジタル庁には口座番号等の情報しか提供されないため、当該口座残高や取引履歴を把握することはできない。)。

引用:マイナンバー法等の一部改正法案の概要

 

マイナンバーカード 口座紐付け 確認方法

・銀行のオンラインバンキング:

銀行のウェブサイトや専用のアプリを利用して、口座情報やマイナンバーカードの紐付け状況を確認できます。

ログイン後、口座情報やセキュリティ設定のセクションをチェックしてみてください。

・銀行窓口での確認:

最寄りの銀行支店に行って、窓口で口座とマイナンバーカードの紐付け状況を確認することができます。

身分証明書(マイナンバーカードや運転免許証など)を持参していくとスムーズです。

・マイナンバーポータルサイトの利用:

マイナンバーカードの利用者は、マイナポータル(マイナンバーポータル)サイトを利用して、マイナンバーカードの関連情報を確認できる場合があります。

公式ウェブサイトからアクセスできます。

・マイナンバーカードの書類を確認:

マイナンバーカードの書類や案内文書には、口座紐付けに関する情報が記載されていることがあります。

再度、受け取った書類を確認してみてください。

 

マイナンバーカード 口座紐付け 使ってない口座でもいい?

はい、マイナンバーカードの口座紐付けは、普段使っていない口座でも行うことができます。

マイナンバーカードと銀行口座を紐付けることで、税金や公的な給付金の受給、年金の支給など、公的な手続きがスムーズに行えるようになります。

ですので、普段あまり使わない口座でも、マイナンバーカードと紐付けることで公的な手続きの便益を享受できるようになります。

 

参考サイト:

デジタル庁

マイナンバーカード総合サイト

e-gov 法令検索

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