マイナンバーカードでは「顔写真のみ」の変更はできませんが、有効期限が定められており、更新手続きの際に新たに写真を提出することができます。
やむを得ない理由により適切な規格の写真を撮影できない場合、特別な対応ができることもあります（https://www.kojinbango-card.go.jp/apprec/apply/facephoto/）。
この記事では、マイナンバーカード 顔写真 変更の理由や必要性、変更方法などについて解説します。
マイナンバーカード 顔写真 変更理由と必要性
写真がひどい！気に入らない
マイナンバーカードでは「顔写真のみ」の変更はできません。
どうしても変更したい場合は、再発行を申請することで、マイナンバーカードの写真を変更することも可能です。
原則として再交付は紛失・盗難・焼失などの理由でカードが使用できなくなったときのみ可能です。
どんな写真だと通らないの？
マイナンバーカードの写真は以下の規格に合致している必要があります。
撮影時期: 最近6ヶ月以内に撮影された写真である必要があります。
ポーズ: 正面を向き、帽子や背景のない写真が必要です。白黒写真でも構いません。
サイズ1: 縦4.5cm×横3.5cmの写真を使用し、裏面に氏名と生年月日を記入します。
サイズ2: ファイル形式はjpeg、カラーモードはRGBカラー、ファイルサイズは20KB～7MB、ピクセルサイズは幅480～6000ピクセル、高さ480～6000ピクセルです。画像編集ソフトで加工された画像は受け付けられない場合があります。
■注意事項
- やむを得ない理由: 適切な規格の写真を撮影できない場合、具体的な理由を記載した申請書を送付するか、マイナンバー総合フリーダイヤル（0120-95-0178）に電話して申請書IDを伝えることで対応可能です。
- 特殊なケース: 特殊な状況（宗教上の理由、医療上の理由、乳幼児や障がいのある方）により、特別な写真規格が適用される場合があります。この場合、顔の輪郭が分かる範囲での撮影が求められます。
参考：https://www.kojinbango-card.go.jp/apprec/apply/facephoto/
マイナンバーカード 写真 何年でかえる？
マイナンバーカードの写真は、有効期限が定められており、更新の際に新たな写真を提出する必要があります。
有効期限や更新に関する詳細は、最寄りの市区町村役場や公式ウェブサイトで確認することをお勧めします。
マイナンバーカード 写真変更 子供
マイナンバーカードの効力は、発行日から10回目の誕生日まで続きます。
また、2つの電子証明書の有効期限は、発行日から5回目の誕生日までです。
ただし、未成年者の場合、外見の変化が著しいため、顔写真を考慮して効力を5回目の誕生日までとしています。
マイナンバーカード 顔写真 変更方法
顔写真自宅での撮影方法とコツ
- 良好な照明を確保: 明るく均一な照明を用意して、顔がはっきりと見えるようにします。自然光がある窓際で撮影すると理想的です。
- バックグラウンドの選定: 白い壁や無地のバックグラウンドを選ぶと、顔が際立ちます。パターンのある背景は避けましょう。
- 正面を向く: カメラに正面を向け、顔が正面から見えるようにポーズをとります。顔が斜めや横を向いている写真は受け付けられません。
- 表情と姿勢: 自然な表情で、首から上の部分がしっかりと写るように撮影します。表情は穏やかで明るく、眼鏡をかけている場合は反射を避けるために光の角度を調整します。
- サイズとクオリティ: 撮影後、写真を必要なサイズに縮小することができる画像編集ソフトを使用して、必要な寸法に合わせます。また、クリアで鮮明な画質を確保するために、高解像度のカメラを使用します。
マイナンバーカード 顔写真 変更手続き
■市区町村の窓口
- 準備するものを整える: 新しい顔写真（上記で述べた要件に適合したもの）、マイナンバーカード、身分証明書（運転免許証、健康保険証など）、申請手数料（必要な場合）を用意します。
- 最寄りの市区町村役場へ行く: 住んでいる地域の市区町村役場に訪れ、マイナンバーカードの顔写真変更の手続きを行う窓口を探します。
- 申請用紙を入手: 窓口で顔写真変更のための申請用紙を入手します。必要な情報を正確に記入します。
- 顔写真を提出する: 新しい顔写真を提出します。窓口で指示された場所で撮影することもあります。
マイナンバーカード 顔写真 変更 オンライン
- アカウント登録：オンライン申請サイトにアクセスしてメールアドレスを登録します。
- 顔写真のアップロード: オンラインフォームにアクセスし、新しい顔写真をアップロードします。指示に従って、規定のサイズやフォーマットに合わせた写真を準備してください。
- 申請情報の入力: 必要な情報を入力します。これには顔写真の変更理由や連絡先などが含まれます。
マイナンバーカード 顔写真 変更 郵送
- 申請用紙の入手: 最寄りの市区町村役場の公式ウェブサイトから、顔写真変更のための申請用紙をダウンロードするか、郵送で送付してもらえるよう申し込みます。
- 申請用紙の記入: 申請用紙に必要な情報を記入します。これには個人情報や顔写真変更の理由、連絡先などが含まれます。
- 顔写真の用意: 新しい顔写真を撮影します。前述の要件に合致した写真を用意し、写真を申請用紙に貼り付けます。
- 必要書類の添付: 申請用紙に身分証明書（運転免許証、健康保険証など）のコピーを添付します。
- 送付先の確認: 申請用紙に書かれた送付先住所を確認し、正確に郵送します。
マイナンバーカード 顔写真 変更 必要な書類等
- 申請用紙: 顔写真変更のための申請用紙を入手し、必要事項を正確に記入します。
- 新しい顔写真: 最近6ヶ月以内に撮影された正面の顔写真を用意します。サイズや背景について、マイナンバーカードの要件に合致していることを確認してください。
- 身分証明書のコピー: 運転免許証、健康保険証などの身分証明書のコピーを添付します。
- 手数料（必要な場合）: 顔写真変更に手数料が必要な場合、指定された金額を用意し、手続き時に支払います。振込み証明書のコピーを添付します。
- マイナンバーカード: 現行のマイナンバーカードも添付書類として提出する必要があります。
マイナンバーカード 顔写真 変更 申請後のフォローアップ
申請の確認と受理までの期間
一般的には、顔写真変更の申請から受理まで数週間から数か月かかることが一般的です。
■審査の所要時間
提出された顔写真が規格に合致しているかどうかを確認する審査が行われます。
審査の所要時間は申請の混雑状況や役所の方針によって変わります。
■郵送手続き vs オンライン手続き
郵送手続きの場合、郵送や書類の往復に時間がかかります。
オンライン手続きの場合、審査が早く行われることが一般的です。
■地域の役所の方針
地域ごとに手続きのスピードや手順に違いがある場合があります。
一部の自治体ではオンライン手続きが促進され、迅速な審査が行われていることもあります。
マイナンバーカード 顔写真 変更 よくある問題と解決策
マイナンバーカード 写真 加工 バレる？
マイナンバーカードの写真に加工を施すことは違法であり、バレると重大な法的問題につながる可能性があります。
公的文書に関わる書類の改ざんや不正行為は厳しく罰せられます。
したがって、公的文書に関わる写真には一切の加工を施さず、正当な手続きで提出することが非常に重要です。
法的なトラブルを避けるためにも、正当な手続きに従って行動することを強くお勧めします。
- 専用の検出技術: 改ざんや加工を検出するための専用の技術やソフトウェアが存在します。公的文書や証明書における写真の真贋を検証するための手法は、継続的に進化しており、改ざんが検出される可能性が高いです。
- セキュリティ機能: マイナンバーカードにはセキュリティ機能が組み込まれており、改ざんや加工があった場合に警告を出すことができます。
- 比較検証: 提出した写真と、本人の他の写真や身分証明書とを比較検証することで、不正な加工があるかどうかが判別されることがあります。
- 情報漏洩のリスク: 加工を施すために写真を第三者に提供する際、個人情報の漏洩リスクが高まります。第三者が不正行為を行う可能性も考慮する必要があります。
マイナンバーカード 更新 写真不要 なぜ
マイナンバーカードの有効期限が切れた場合、新しいカードを発行する際には、既存の写真を再利用することができます。
これにより、個人が写真を新たに提供する手間と時間を省くことができます。
写真の再撮影や新しい写真の提供を求めると、多くの人々が写真撮影のために出向かなければならなくなり、手続きに時間とリソースがかかる可能性があります。
既存の写真を使用することで、手続きがより迅速に進行し、行政のコストを削減できます。
マイナンバーカードの顔写真が不要になるのはいつから？
2024年秋以降は申請時に1歳未満の場合、顔写真が不要となります。
