マイナンバー通知カードを紛失し、マイナンバーがすぐに必要なあなたへ。
この記事では、急ぎでマイナンバーが知りたいときの代替え案を解説します。
あなたの困ったを解決する手助けになれば幸いです。
マイナンバー通知カードを紛失してすぐマイナンバーが知りたいとき
マイナンバー通知カードを再発行するまでの間に利用できる代替手段として、「マイナンバー(個人番号)記載ありの住民票」があります。
これを取得すれば、あなたの個人番号を即日調べることが可能です。
ただし、このマイナンバー記載のある住民票はコンビニ交付サービス等を利用して取得することはできませんので、市区町村窓口(役所)で発行してもらう必要があります。
また、一通当たり300円程度の発行手数料がかかります。
この住民票は公式な証明書にもなりますので、勤務先への提出や証券会社の口座開設、ふるさと納税(ワンストップ特例制度)でも利用可能です。
通知カードを紛失してしまった場合でもマイナンバーカードは受け取れる?
マイナンバー通知カードを紛失した場合、以下の手順を踏むことが必要です。
1. 警察署や交番で遺失物届を提出します。
2. 遺失物届の受理番号を控えておきます。
3. 市区町村の窓口で、遺失物届の受理番号とともにマイナンバーカードの発行を申請します。
通知カードの再発行はできませんが、マイナンバーカードの発行は可能です。
マイナンバーカードを受け取るときには通知カードを返納する必要がありますが、通知カードを紛失している場合はその旨を窓口で伝えることができます。
また、マイナンバー(個人番号)を確認・証明するためには、
- マイナンバーカードを取得する
- マイナンバーが記載された住民票の写しを取得する
- 住民票記載事項証明書を取得する
のいずれかが必要です。
これらの手続きについても市区町村の窓口でご確認ください。
なお、通知カードを紛失した場合でもマイナンバーカードの交付申請及び受取は可能です。
ただし、警察に遺失届・盗難届を出していただき、受理番号を控えたうえで、市区町村へ届け出をしてください。
通知カードの再発行は受け付けておりません。
マイナンバー通知カードを紛失したら悪用される?
マイナンバー通知カードを紛失した場合でも、他人がそれを悪用することは基本的にはありません。
通知カードには顔写真がないため、これだけで身分証明書として使えるわけではありません。
他人によるなりすましの可能性は低いと考えられています。
ただし、通知カードには「氏名・住所・生年月日・性別・マイナンバー」という大切な個人情報が記載されています。
万が一これらの個人情報が漏れてしまうと、犯罪に悪用される可能性があります。
そのため、しっかりと管理することが大切です。
ちなみに、マイナンバーカードを紛失した場合は事態は深刻です。
顔写真が付いているので、他人による「なりすまし」の被害に遭う危険性があります。
なお、マイナンバーは原則として生涯同じものを使います。
紛失した場合でもマイナンバーの変更はありません。
しかし、マイナンバー通知カードを紛失したことにより、マイナンバーが外部に漏れて悪用される恐れがある場合は、一時停止申請や変更手続きをすることができます。