マイナンバーカード、一体何に使うのか気になりますよね。
この記事では、
- マイナンバーカードがあるとできること
- マイナンバーカードがないとできないこと
に焦点をあてて解説していきます。
あなたが知りたいのは、このカードが日常生活でどのように役立つのか。
この記事を読むことで、マイナンバーカードの活用方法が明らかになり、安心して使いこなせるようになるでしょう。
マイナンバーカードの目的
マイナンバーカードは、日本の個人番号制度（マイナンバー制度）に基づいて発行されるICカードです。
このカードは、個人の本人確認書類として利用され、公的な手続きや行政サービスでの本人確認に使用されます。
■個人番号の証明
マイナンバーカードは、個人番号を証明するための公的な文書として使用されます。
税金の手続きや社会保障制度へのアクセス時に必要とされます。
■本人確認
マイナンバーカードは、銀行や公共の機関などでの本人確認に使用されます。
例えば、新しい銀行口座の開設や各種手続きの際に必要です。
■公的なサービスの利用
マイナンバーカードは、公的なサービスの利用や申請手続き、公共施設での入場などに使用されます。
また、災害時の安否確認にも活用されます。
マイナンバーカードがあるとできること
- 給付金の受け取り口座を登録
- 年金情報の確認
- 健康保険証として利用
- パスポートの申請
- 転出届は原則来庁不要
- 「わたしの情報」の確認
- 年末調整の簡素化
給付金の受け取り口座を登録
マイナンバーカードを使って給付金の申請手続きをオンラインで行えます。
これにより、煩雑な書類手続きを省略し、手続きが簡便になります。（通帳やキャッシュカードの写しの提出が不要。）
年金情報の確認
マイナポータルのウェブサイトにログイン後、マイナポータル内には年金に関する情報の確認メニューがあります。
ここで年金記録や見込額を確認することができます。
年金記録の確認や見込額の確認に基づき、必要な手続き（例: 年金の申請）を行う場合は、マイナポータル内で申請手続きを進めることができます。
健康保険証として利用
マイナンバーカードを健康保険証として利用する際には、対応した医療機関や薬局で提示することで、健康保険のサービスを受けることができます。
転職してもずっと使えます。
※マイナンバーカードを健康保険証として利用するためには、事前にマイナポータルに登録する必要があります。
パスポートの申請
マイナンバーカードを使ってパスポートの申請は、オンラインで簡単に行えます。
※オンラインでの申請後、必要に応じて追加の書類提出が求められることがあります。
※パスポートは、窓口での受取りとなります。
転出届は原則来庁不要
引っ越しの際の転出届の提出がオンラインでできます。
引っ越し先での転入届（転居届）の提出はマイナポータルから行えないため、来庁が必要です。
「わたしの情報」の確認
生活に関するさまざまな情報がオンラインで確認できます。
- 健康・医療
- 税・所得・口座情報
- 年金関係
- 子ども・子育て
- 世帯情報
- 福祉・介護
- 雇用保険・労災
年末調整の簡素化
年末調整に必要な書類を保険会社や省庁等からオンラインで取得し、マイナポータルを経由することで、年末調整ソフトと一括で連携できます。
マイナンバーカードがないとできないこと
2018年1月より開始された新たな少額投資非課税制度「つみたてＮＩＳＡ」の申し込みの際、マイナンバーの確認書類として「通知カード」もしくは、「マイナンバーカード」が必要になります。
※2024年以降、NISAの抜本的拡充・恒久化が図られ、新しいNISAが導入される予定です。
マイナンバーカード 使える店
マイナンバーカードは、特定のお店でマイナポイントとして利用することができます。
具体的な利用方法や対応店舗については、マイナンバーカード総合サイトで確認できます。
マイナポイントは、マイナンバーカードを新規に作ったり、マイナンバーカードに「健康保険証の利用登録」「公金受取口座の登録」をすることによりもらえるポイントであり、それを使える店舗は公式サイトで案内されています。
マイナンバーカードの今後の展望と期待される利便性
マイナンバーカードは、今後ますます多岐にわたるサービスで活用されることが期待されています。
2030年までには、マイナンバーカードを活用して行政システムの業務効率化を図り、市民サービスの利便性向上を図る計画が進められています。
また、スマートフォンへの搭載や、デジタル庁の発足を受けて、マイナンバーカードの機能拡充や本人確認手段としての利便性向上が期待されています。
マイナンバーカードは、将来的にはさまざまなサービスでの利用拡大が予想され、より便利な社会の実現に向けた一翼を担うことが期待されています。
マイナンバーカードがもたらす社会への影響と可能性
マイナンバーカードは、社会に革命をもたらす可能性を秘めています。
デジタル改革関連法の成立やデジタル庁の設立により、マイナンバーカードはデジタル社会の基盤として位置づけられ、市民の生活に深く関与することが期待されています。
これにより、行政の効率化、本人確認の簡素化、スムーズなオンラインサービスの提供などが可能となり、市民の利便性向上が期待されます。
また、マイナンバーカードの普及率向上により、国民のデジタルリテラシー向上やサイバーセキュリティの強化も促進されるでしょう。
